





ランドアートの運動は1970年代に台頭し、アーティストたちはニューヨークのギャラリーシーンを出て、アメリカ西部の開かれた土地にたどり着いた。その旗手としてロバート・スミッソン、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が挙げられる。「環境」という言葉がグローバルコミュニティやインターネット上の世界といった意味を内包するのと平行して、ランドアートは環境芸術をも含むようになり、今日では自然環境に対して関心を持つアーティストらによる環境保護活動、再利用・再生プロジェクトやサイトスペシフィック・パフォーマンスをも指している。
本書は2009年の夏から秋にかけて、ニューメキシコの芸術団体が土地、芸術、コミュニティの関係に関する大規模な調査を展示、サイトスペシフィック・アート、講義などを通して行った記録をまとめたもの。変化し続ける自然との関係に向き合い、私たちが暮らす場所についての新しい理解を促す本プロジェクトの集大成ともなる本書は、40人以上のアーティストとの共同作品である。
Radius books / 197 ページ / ハードカバー / 311 x 216 mm / 9781934435410 / 2012
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