takeo paper show 2018 precision:Special Edition(田中義久)
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takeo paper show 2018 precision:Special Edition(田中義久)

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1899年の創業以来、紙の専門商社として高級特印刷用紙「ファインペーパー」の開発と提供を行う株式会社竹尾。1965年より開催し、2018年に48回目を迎えた「竹尾ペーパーショウ」は、日本国内の紙関連業界において唯一かつ最大規模の展示会だ。 4年ぶりの開催となった今回の竹尾ペーパーショウは、「precision / 精度」をテーマに掲げ、これまでのファインペーパーの枠組みの中だけでなく、多様な紙素材をファインマテリアルへ進化させた、新しいファインペーパーを提案した。 インターネットやデジタルデバイスの急速な発展に伴い、情報メディアとしての紙は、素材本来の可能性を本質的に再検証する転換期を迎えている。そんな現代において、紙そのものの内にある「精度」を見つめ直し、新たなマテリアルとしてのファインペーパー=「precision paper」が、9組のクリエイターによって生み出された。 本書は、6月に開催された東京展と、それぞれの制作過程の模様を、写真と豊富なテキストで構成。5000字超に及ぶクリエイターへのインタビューや、文化人類学者・竹村眞一氏のエッセイ、株式会社竹尾の社長と本展ディレクターの田中義久、会場構成を担当した中山英之の鼎談などを加え、記録としてのみならず、ものづくりやこれからの産業について、多角的に読み込める一冊となった。 ----- 田中義久 [和紙] 古くから和紙の原料には、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の靭皮(じんぴ)(植物の外皮の下にある柔らかな内皮)繊維が中心に使われてきている。 今回の制作は,主に楮や雁皮に、国内をはじめイタリアなど世界各地の土や,壁材に用いられる藁やスサ、竹を混ぜ合わせることで、その風土によって生まれるさまざまな色合いがつくられた。また、土の粒子が質感や触感として特有の風合いを増し、数多のブックデザインを手がける田中ならではの、現代の風格を持つ装飾するための美しい紙となった。 ----- <書籍> 発行:株式会社竹尾 / 発売:HeHe / 272ページ / ソフトカバー / 257 x 182mm / 9784908062247 / 2018年 <仕様> 「precision paper」1点付き BOX:254 x 189 x 32mm / 蓋式