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本書は、1960年代、70年代、80年代に開催されたフルクサス、ミニマリズム、コンセプチュアリズム、ランドアート、ポップアートなどの展覧会にあわせて制作された、インビテーションをまとめた作品集である。編集者 ブルーノ・トニーニ(Bruno Tonini)が手がけている。
この年代の美術界において、こうした印刷物の存在はあまり注目を集めていなかった。カードであれ、小さな印刷物であれ、素材を選ぶ基準は、そのものがつくられるまでのクリエイティブな過程にアーティスト自身が関わるという「特権」であった。
本書には、さまざまな仕様のインビテーションやカードが500ページ以上、約900点にわたって収録されている。掲載作家には、ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)、ソル・ルイット(Sol LeWitt)、エドワード・ルシェ(Edward Ruscha)、ローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)、ドナルド・ジャッド(Donald Judd)、カール・アンドレ(Carl Andre)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)、ギルバート・アンド・ジョージ(Gilbert & George)などが名を連ねる。
その高い資料性を通じて、それぞれの芸術的文脈がそれぞれの土地で持っていた歴史的かつ政治的な価値を検証しており、あわせてスペインと南米の美術に対する批評的な関心にも触れている一冊である。
Danilo Montanari Editore / 512ページ / ソフトカバー / 240 x 170 mm / 9788885449459 / 2019年