実験はデザインの過程でどのように活用されているだろうか。特にデザインの専門分野では「実験的」という言葉はランダムに使われている。
本書では、アートやデザインにおいても方法論的な実験が概念やアイデア、創造性を生み出すことができるということを示している。
アルミン・リンダウエルとベティナ・ミューラーは20年以上に渡り、方法論的なデザインプロセスを用いてどのように実験的なデザインが生み出されるのかを探求し、収集し、作品を制作してきた。本書はその研究の成果であり、多様な方法と手順を紹介している。
紹介されている作品は広告、プロダクトデザイン、ポスター、アートなどの分野から発見されたもので、クールベやモネ、ピカソやアルバースのような歴史的なアーティストの作品や、ダニエレ・ブエッティやピーター・ドレヘルのような現代のデザイナーの作品が掲載されている。
3000以上のイメージが掲載された実験的なデザインの本はアイデアやコンセプトに対しての方法論的なアプローチに興味がある全ての人のためのリファレンスブックとなっている。
(テキストの英訳付き)
Niggli Verlag / 424ページ / ソフトカバー / 260 x 205 mm /9783721209129 / 2015年