ベルギー出身の建築家ユリアン・ランペンスは、自身がデザインするケルセラレ聖母礼拝堂の設計図を、アトリエにある黒板に白いチョークでスケッチをしていた。
それから半世紀後、オランダ人のビジュアルアーティスト、バート・ロデウィクスはランペンスが設計した礼拝堂に実際にチョークでドローイングを描いた。
本書は季節ごとに変化するドローイングの様子と礼拝堂の写真をヤン・ケンペナーズが撮影したもので、そこにドローイングを行なったロデウィクスのテキストが組み合わされている。
このプロジェクトは、2017年にアーティストたちがランペンスの元を訪れ、チャペルに絵を描くことについて承認をもらうところから始まった。また、2019に彼が亡くなったことでプロジェクトは新しい方向に向かい、礼拝堂の設計においてインスピレーションとなったものをロデウィクスとケンペナーズが探していくという作品になっていった。
Roma Publications / 240ページ / ソフトカバー / 220 x 160 mm / 9789492811899 / 2021年