ルーマニアの画家、エイドリアン・ゲーニーの作品集。2015年の第56回ヴェネツィア・ビエンナーレのルーマニア館での華々しい展示以来、同世代の画家の中で最も興味深く、型破りな画家として広く知られるようになった。油彩にスクラッチ、パレットナイフを施した彼の作品は、すでにニューヨークのメトロポリタン美術館、ロンドンのテート・モダン、パリのポンピドゥー・センターに収蔵されている。しかし、その題材も手法も一般受けするものではなく、「屈辱の世紀」と呼ばれる20世紀の歴史、その加害者と被害者が、彼のコラージュ的構図の最も重要な資料となっているのである。これらの題材に加え、ゴッホやダーウィンといった著名人、そして自画像も描かれている。
Hatje Cantz / 191ページ / ハードカバー / 286 x 277 mm / 9783775743525 / 2020年
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