蓮沼執太、ニューアルバム”特別盤 unpeople LPボックス” 。エディション200点の完全限定生産。展覧会 ”unpeople” 開催の会場 POSTにて先行リリースされた。
田中せりデザイン・監修したボックスは、蓮沼執太の2枚組クリア・ヴァイナルを中心にして、アルバム基調カラーの「赤」一色のオリジナル・ボックスに包まれている。
今作のテーマは「人間の気配、時間の経過、窓」をもとに制作されている。”unpeople” 最初のプロジェクト、配信シングル’Weather’ で使用された窓の写真が大きく印刷された「持ち運び窓」と称されたクロス。POSTの入口にも暖簾のように展示されており、カーテン、壁掛け、ピクニックシートにもなるように、持ち運ぶことで何処にでも窓を作ることができる。
池谷陸は ”unpeople” プロジェクトにて「人間の気配、時間の経過、窓」を捉えました。今作のアートワークのために撮り下ろした写真作品が全80ページにもわたって束ねられており、表紙カバー写真は池谷本人によるプリントで3種ランダムで構成されている。
HEADZ主宰の佐々木敦と蓮沼執太による対談形式による約15000字にも及ぶライナーノーツを収録。構成は國崎晋が担当した読み応えある内容になっている。さらには「時間の経過」と場所性を感じさせる落ち葉が箱に入っている。これらは撮影場所にて作家たちが出会い、拾ってきた葉っぱである。大きさも形状も違い、それぞれ種類が異なるドライの葉っぱにはその場所の記憶や時間が含まれている。
アルバム ”unpeople” のコンセプトから派生して、聴くこと、観ること、触れること、感じること、という人間の知覚を様々な角度から体験出来るような、音楽作品であり、文字通りのマルティプルな制作が行われた作品といえるだろう。
内容物
① RED BOX
特別盤の中身を収納するアルバム基調カラー「赤」のオリジナルボックス。
② レコード盤 “unpeople”
“unpeople” オリジナル盤。2枚組クリアヴァイナル仕様。
③ クロス “持ち運び窓”
カーテン、壁掛け、ピクニックシートにもなる、持ち運べる窓のクロス。“unpeople" 最初のプロジェクト、配信シングル ‘Weather’ のためのアートワーク。
④“unpeople”のアートワークのために池谷陸が撮り下ろした写真作品を束ねたフォトブック。表紙の写真は作家によるプリントで3種ランダム。全80ページ。
⑤ 全曲解説ライナーノーツ
蓮沼執太と佐々木敦による楽曲全曲解説のロング対談(全15000字)を収録。構成は國崎晋。
⑥ 落ち葉
アートワーク写真撮影場所で蓮沼、池谷、田中が採取したさまざまな種類の落ち葉。
330 x 330 mm / 2023年 / 200部限定
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