







イタリアの写真家チーロ・バッティローロ(Ciro Battiloro)のデビュー写真集。
本書は、ナポリのリオーネ・サニタ地区、コゼンツァのサンタ・ルチア地区、トッレ・デル・グレコなど、南イタリアの地域社会に焦点を当てた作品である。作者は、被写体となる人々の日常生活に深く寄り添い、家族や個人の親密な瞬間を写し出すことで、愛と孤独、生と死、痛みと喜び、そして何よりも親密さと抵抗について描いている。
本書はフランス語、英語、イタリア語の三言語で構成されており、2024年のParis Photo–Aperture Foundation Photobook Awardsにおいて、First PhotoBook部門のショートリストに選出された。
Chose Commune / 92ページ / ハードカバー / 250 x 225 mm / 9791096383405 / 2024年