アメリカ出身の写真家、Irving Penn(アーヴィング・ペン)はの代表作ともいえる花を被写体にした作品群のうち、1960年代から2000年代にわたって制作された40点あまりを収録した大判の1冊。
彼はファッションの世界とは対照にある、生きることに対してより深刻な物事に関心を抱き、近々訪れるであろう死という観点を記録してきた。それは頭蓋骨やヴァニタス(*1)といった主題、継続して撮り続けた腐りかけた果実と同様に、花というのも欠かすことができない。彼は切り花の美しさやパターンを記録し、それらがゆっくりと衰弱ししおれるのを見つめていた。
自身のもつ写真の類稀な才能と自然のもつ美しさとを織り交ぜ、フォルム、色調、パターンにフォーカスをあてた素晴らしい世界をみせてくれる。 ※注釈 *1 ヴァニタス:寓意的な静物画のジャンルのひとつ。
Hamiltons gallery / 101 ページ / ハードカバー / 353 × 303 mm / 9780954725778 / 2015
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