Jeff Weber(ジェフ・ウェーバー)の写真的実践は、厳密な意味で実験的であり、自らの個人的な認識論を発展させる試みとして言及したことを中心に展開されてゆく。その作品において彼は写真イメージの関連性を研究し、イメージに関する現代の認識論的な状況を探求する。
2014年、ウェーバーはギャラリースペースという形態をとるプロジェクト「クンストハレ・ライプツィヒ」を立ち上げ、その写真的実践の延長として機能させることにした。それだけでなく、この空間を訪れる他者が活発に関与することで生まれたものごとと交差することで、コンセプチュアルな枠組みとしても成立している。ウェーバーの実践における協調的な側面が、ここで生まれる出逢いが変化することの意義、そしてその意味において、認識論的原理としての写真の本質的な社会的側面を探る。これらの写真イメージは独立した対象物ではなく、対人的・芸術的・物質的な側面からみても複雑な構造にある社会的関係性のなかに結節点として絡み合ってあらわれる。そして、この一連の関係性がイメージのなかで結晶化されるのだ。
ROMA / 522ページ / ソフトカバー / 190 x 110mm / 9789492811387 / 2018年
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