写真家のアンネ・ジーネの取り組むプロジェクトは、いずれも生態系へのあくなき探究心に溢れている。本作では、不条理で実験的な果樹園、あるいは木・低木・草本植物が科学的・教育的な目的から栽培されている場所について、一連の提案を示すことを試みた。その始点となったのは、1977年の苗木の育苗圃カタログに掲載された、9種の最も人気の高い品種である。それらの人気の理由は、季節による落葉、サイズ、密度、土壌の必要条件、そして風、塩、あるいは病気や虫類の攻撃に対する過敏さに依拠するそうだ。ノスタルジックな風合いのある印刷技法を採用して繰り広げられる9つの品種に対する探索は、見た目、文化的地位、地理、そして木ごとの習性について幅広い洞察をもたらすことだろう。
作家の自費出版 / 160ページ / ソフトカバー / 280 x 200mm / 2018年
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