ベルギー出身のアーティスト、Koenraad Dedobbeleer (コーンラード・デドベレール)の活動は多面的で自由奔放な試みとされる。彼は好奇心とユーモアを持ち、彫刻、インスタレーション、本や写真などを制作している。
作品はアート、デザイン、建築との関係を取り入れており、彼は作品を通して、ある物や素材に価値がどのような形で表出されるのかを探っている。
本書はブリュッセルにあるWIELSにて開催された彼の展覧会に際して刊行された作品集である。
展覧会のタイトルである"Kunststoff"はドイツ語で"プラスチック"という意味だが、"Kunst"(アート)と”Stoff”(素材)で構成されており、他に分類できないものを「物質文化」として分類するという、博物館学的な慣習に基づいてできている。
こうしたところから、このタイトルには、人類の夜明けから加速する大量に生産されるの物にさらに貢献することへの彼の両義的な思いが暗示されている。
Walther Konig / 256ページ / ソフトカバー / 300 x 185 mm / 9783960984658 / 2018年