




分厚い雑誌形式のこの本は、ジャン=バティスト・バーナードが2014年夏のレジデンス滞在中にフランスのモリ=サバタで制作した255枚の釉薬をかけた陶器のプレートを紹介している。このシリーズは、キャンバスに油絵を描いていたバーナードの活動を新たなメディアへと発展させている。機能的なオブジェと装飾的なオブジェの中間に位置するプレートは、1000℃の窯の中で生み出された色のコンポジションの土台となり、自ずとバーナードのスタジオにある画家のパレットを思い起こさせる。
Triangle Books / 264ページ /ソフトカバー / 280 x 280 mm /9782930777085/ 2014年