ベッヒャー派を代表する一人として知られている写真家のカンディダ・ヘーファーが、河原温とキュレーターのカスパー・ケーニヒに依頼され、個人所有されている「日付絵画」を世界各国で撮影したプロジェクトをまとめたもの。
「日付絵画」はアーティストの河原温が1966年から開始したペインティングのシリーズで、その日の日付を単色で平塗りの地に描くという作品で、1998年の時点で作品点数は2,000点以上に及んでいた。
この作品を所有する人は自分にとって意味のある日付を選ぶ傾向にあるという。本書は作品そのものだけではなく、所有者がどのような思いでその日をえらんだのか、プライベート空間に飾られている「日付絵画」を見ながら想像することのできる一冊となっている。
Walther König / 256ページ / ハードカバー / 275 x 257 mm /9783865605016/ 2009