Yan Wang Prestonはイギリスを拠点に活動するアーティストで、写真を通じて自然環境や社会的文脈の関係性を探求している。
作者はイギリス・ランカシャー州バーンリーの湿原に生育するハート型のツツジ(Rhododendron ponticum)を、2020年3月17日から2021年3月16日までの1年間、毎日撮影し、その変化を丹念に記録した。
本書は、ツツジの生態とその周囲の自然環境を通じて、移民、植民地主義、そして生態学の交差点を探求する作品集である。Royal Botanic Garden Edinburghのアーカイブからの歴史的資料や、Emma Nicolson、Alan Elliott、Bergit Arends、Matthew Gandy、Monty Adkins、Michael Pritchard、Liam Devlin、そしてYan Wang Preston自身によるエッセイが収められ、多角的な視点からツツジとその生態系への理解を深める。また、Kate Kinoshitaによる詩やCosima Towneleyとのインタビューも収録されており、自然環境と歴史、文化的視点を総合的に考察する手助けとなる。
The Eriskay Connection / 320ページ / ソフトカバー / 240 x 170 mm / 9789493363212 / 2025年