オランダ人フォトグラファー、ローザ・スメーレン(Rosa Smalen)の作品集。
「20世紀に最も荒廃した都市の一つを4日間しらみつぶしに歩いた旅を写真で記録し、時系列に沿って並べた一作。目線とカメラを下に向けたままベルリンを歩き回り、つぎはぎだらけのすり減った歩道を淡々と記録している。物言わぬベルリンの歩道は、かつての大混乱の様子を今に伝えている。交通事故で生死をさまよい、昏睡から回復した作者もまた同じである。自分自身で持っていたトラウマを遥かに超えるトラウマの現場に向き合った作者は、文字通り足元の地面にフォーカスするというシンプルな方法を選んだ。本書は、この行為をはっきりとそしてしなやかに証明している。」 ―タコ・ヒド・バッカー(Taco Hidde Bakker / ライター、リサーチャー)
(ディストリビューターのテキストより)
Art Paper Editions / 304ページ / ソフトカバー / 297 x 210 mm / 9789493146174 / 2020年