







デジタル生産方式への移行は、地図製作とグラフィックデザインの両方を根本的に変えた。遍在するコンピュータや、インタラクティブなデジタルメディアの可能性、またネットワークを介した視覚情報の直接交換が、デザイナーとユーザーの区別を曖昧にしてしまう。
本書は、「Metropolitan World Atlas」などで知られているデザイナー、ヨースト・フローテンスによる作品集で、デジタルデータを制作する人、その視覚化をデザインする人、そしてそれを新しい形の地図製作として利用する人の区別がますます難しくなってきていることに関してのリサーチ。
Googleマップの位置情報機能である「ブルードット」、フィットネスアプリの活動を示す世界地図「Strava Global Heatmap」、アムステルダムのティーンエイジャーが作成したシリア紛争の定期的な更新地図「Situation in Syria」という3つのマップメーキングに注目し、これらの例をもとに、制作と使用の区別が曖昧になっていることを示し、最終的にグラフィックデザインへの全く新しいアプローチを提案している。
Lars Müller Publishers / 192ページ / ソフトカバー / 300 x 220 mm / 9783037786581 / 2021年
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