イギリスを代表する現代彫刻家レイチェル・ホワイトリードの作品集。
彼女が注目を集めたきっかけは1993年に発表した「house」という作品で、これはロンドンのイースト・エンドにある立ち入り禁止になっているテラスハウスの室内空間にコンクリートを流し込み、原寸大のレプリカにしたもの。建物の内部空間を可視化した作品は、「空白/余白を可視化する」というのちに確立される彼女のスタイルの礎ともなっていった。
本書は、展覧会に合わせて刊行された一冊で、家を構成する壁、ドア、床、階段がテーマになった4つの作品が掲載されている。建物が持っている機能的な性質がオーラに満ちた作品へと転換されており、ホワイトリードの注目すべきキャリアの一端を知ることができる。
Kunsthaus Bregenz / 124ページ / ソフトカバー / 260 x 200 mm / 9783883759357 / 2005年
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