アメリカの行政機関のひとつである農務省の植物学水彩画コレクションは、19世紀から20世紀にかけて描かれた約7500点の果物やナッツの水彩画で構成されている。
これらの水彩画はまだカメラが発達していない時代に21人の画家が描いたもので、果物生産者が種類を正確に識別したり調べたりするために制作された。
本書はこのコレクションをカラフルに紹介したもので、考古学、人類学、園芸学、文学、ビジュアルアートなど、様々な分野から集められたフルーツにまつわる逸話や考察が盛り込まれている。
見ているだけで美味しそうなイラストが集められた本書は、私たちが夢中になって果物を食生活に取り入れる理由を、人類学的・園芸学的に考察する機会となるだろう。
Atelier Editions / 356ページ / ハードカバー / 278 x 202 mm / 9781733622042 / 2021年
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