画家のマーク・ロスコの黒を基調とした、サイト・スペシフィックな絵画が14枚設置されているロスコ・チャペル。アメリカのヒューストンに位置しているこの建物は慈善家のドミニク&ジョン・デ・メニルによって1971年に設立された。ロスコ・チャペルは無宗派の礼拝堂であり、現代美術のランドマークとしても知られている。
1970年の2月にロスコが亡くなる2週間前に、建築家はロスコからデザインの承認を得たという。当時ロスコは天窓を設けることを考えていたが、建築家は作品をテキサスの日差しから守るため、天窓を部分的に遮ったデザインに設計した。
2020年の9月に完了した大規模な改修計画は、当時のロスコの意図を実現することを目的にArchitecture Research Office (ARO)*が中心となって行われた。本書は、ロスコ・チャベルの50周年を記念し、修復された建物とキャンパスに関連した新しい写真とテキストを掲載した一冊。
*ドナルド・ジャッドのニューヨークの自宅兼スタジオである101 Spring Streetの大規模な修復を担当したことでも知られている建築スタジオ。
Rizzoli Electa / 132ページ / ハードカバー / 260 x 287 mm / 9780847867516 / 2021年
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