ヒルマ・アフ・クリントはスウェーデンの女性画家で、抽象画を書き始めた最初の人と言われている。
しかしその作品を公開することはなく、「死後20年、私の作品は公開しないこと」という遺言をのこしていた。
彼女は王立アカデミーで美術を学んでいたものの、作品に大きな影響を与えていたのは神秘主義を通した目にみえない世界との交流であった。自分の意思とは関係のない別の意識を導き出し描かれた幾何学的な模様や、象徴的に使われる青色や黄色といった色が、時代を超えて現代の私たちの胸に響く。
本書は彼女の母が亡くなった後につくられた、後期の作品を集めたもの。自らの表現を自分がこの世を去った後の世界に託した彼女の作品を見ることができる一冊となっている。
Bokforlaget Stolpe Ab / 382ページ / ハードカバー / 317 x 247 mm / 9789189069275 / 2021年
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