







一定の規則をもつ表記体系に基づいた大判の絵画や壁画を制作している、ドイツのアーティストのナディーン・フェヒトの作品集。
マントラの単調な音やロザリオの祈りを唱える信者のざわめき、さらには狂人の反復的な行動を思い起こさせるフェヒトのグラフィックは魅力的だ。
彼女は、ドイツのコンセプチュアルアーティストのハンネ・ダーボーフェンからも大きな影響を受けていると同時に、独特の個人的な関心も示している。
ダルボーフェンが1日に書いた文字の労力を達成のための個別の単位として集計するのに対し、フェヒトは規律や自己最適といった社会的な価値体系を問いかけ、言葉や記号をさまざまなレイヤーで使用している。
本書は、ドイツのマンハイム美術館で行われた初の個展「AMOK」に合わせて出版され、ドローイングとインスタレーションを収録している。
Distanz / 144ページ / ソフトカバー / 280 x 205 mm / 9783954762958 / 2019年
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