





アバンギャルドな作風で知られるイギリスの映画監督ケン・ラッセルが撮影した、サブカルチャーをまとめた本書。
1950年代初期、ロンドンの労働者階級の不良少年たちの間で丈の長いドレイプジャケット、細いネクタイかループタイ、細身のパンツに厚底靴、髪はリーゼントというテディ・ボーイズと呼ばれるスタイルが流行。
1955年1月にロンドンで撮影され、同年6月4日の『ピクチャー・ポスト』紙に掲載された本書の写真は、最高にスタイリッシュな若い女性たち(テディ・ガールズ)が写し出されている。
テディ・ボーイズと同様に、第二次世界大戦後のロンドンにおけるエドワーディアンの影響を受けたファッションの流行から発展したものがテディ・ガールズのスタイルである。
彼女たちは単に男性に倣っただけではなく、ラッセルはその服装の工夫と複雑さを記録。戦争による被害からまだ復興していない流動的な都市、1955年のロンドンのスナップショットとしても見ることのできる1冊。
Donlon Books / 32ページ / ソフトカバー / 241 x 228 mm / 9781838211318 / 2020年
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