ベルギーのアントワープとゲントを拠点に活動する写真家、ヤン・ケンペナールスが、レオポルド2世の自由国から1960年のコンゴ独立まで、ベルギーの植民地時代の過去に関連する40のモニュメントの記録をした1冊。
本書では、全てベルギーの公共空間で見ることができるものを扱っており「私たちはモニュメントや記憶と崇拝の象徴を、それらが構想された当時とは異なる方法で体験している。植民地時代が今日の社会に依然として影響を及ぼしているからこそ、記念碑が今正しく議論されているのである。」と彼は言及している。
Roma Publications / 72ページ / ソフトカバー / 220 x 220 mm / 9789492811509 / 2019年