2年以上にわたって、ガブリエラ・グリュンドルが自らの持ち物をすべて記録した一冊。彼女は引っ越しの際、自分の所有物の多さを痛感した。思い入れのあるもの、必要なもの、その他、日常生活では意識していなかったものを整理し、不要になったものを手放すのはとても面倒な作業だった。「このTシャツはもう着ないかな」「この本はもう読まないかな」と自問自答するうちに、「私たちはどれだけモノに依存しているのだろう」と考えるようになった。
何が私たちを消費に向かわせるのか。私たちが所有するすべてのモノは、誰がどのような条件で生産しているのだろうか。私有財産を享受することは正当なことなのか。他人はどれだけのものを所有し、どれだけのものを所有していないのか。自分の所有物についてどう感じているのか。この本は、このような問いに取り組む中で生まれたもの。
Edition Patrick Frey / 144ページ / ソフトカバー / 240 x 190 mm / 9783905509694 / 2001年