









写真家であり、景観地理学の研究者でもありジョルディ・バレスタは、18ヶ月かけて展覧会と書籍本書を制作した。
フランスのニースに7キロメートルに渡って延びるピエール・マティス高速道路(Pierre-Mathis urban highway)をフィチャーする内容。80年近くにわたる市の公文書館からの資料を調べ、高速道路の準備、設計、建設方法について詳しく説明するコレクションを発表した。この高速道路は、地域の景観の傷跡であると同時に主要なモニュメントと見なされているが、作家は読者に、このインフラを、移動を可能にする文明の彫刻として、また高速道路のすぐそばに住む人々への近さと影響について考えるよう求めている。
Building Books / 160ページ / ソフトカバー / 280 x 220 mm / 9782492680113 / 2022年