Christian JankowskiがEdition Taubeと共同で制作した最初のアーティストブックは、2011年に実現した彼の名を冠したビデオ作品「Casting Jesus」をベースにしている。この作品は、バチカン市国の審査員によって、イエス役を最もうまく演じることができる俳優を選ぶオーディションを題材としたものだ。 ゲームショー形式で、13人のプロの俳優がイエス役を競う。バチカン市国の司祭であるホセ・マヌエル・デル・リオ・カラスコ氏、バチカン市国の新聞「ロッセルバトーレ・ロマーノ」の美術評論家であるサンドロ・バルバガロ氏、ジャーナリストでイタリア司教協議会映画分類委員会の書記であるマッシモ・ジラルディ氏は、パン割り、奇跡、十字架担ぎのほか、お気に入りのイエス語のドラマ的解釈など様々なタスクをクリアして審査員に選ばれた。ヤンコフスキーがローマのサッシアにあるコンプレッソ・サント・スピリトで撮影し、300人の観客がライブビデオ配信で見守る中、審査員によって俳優たちは徐々に最終候補者1人となる。 Edition Taube / 104ページ / ハードカバー / 300 x 205 mm / 9783981451894 / 2015年