シカゴ在住のアーティスト、トニー・ルイスはドローイングとの関わりを深めながら、グラファイトパウダーという素材を用いて、人種、権力、コミュニケーション、労働といった社会的・政治的なトピックと向き合ってきた。この素材は、ハンドメイドや拾い物の様々な表面に引き伸ばされ、汚され、擦られ、継ぎ合わされ、折られ、アーティストの作品の文字通り、そして概念的な土台となるものである。
アメリカ・ワシントンD.C.にある近現代美術の国立美術館であるハーシュホーン博物館&彫刻庭園が、美術館のコレクションの中から重要な作品に焦点を当てて出版する新シリーズの第一巻である本書では、ルイスによる34つのオリジナル・コラージュ・ポエムを紹介する。コミックストリップ、特に伝説的な「カルビンとホッブス」のエネルギーと陽気さを、深い詩的感性で引き出したルイスは、線と言葉で遊びながら、描くことの魔法を教えるとともに、詩の新しい理解方法を示す作品を生み出している。
Mousse Publishing / 128ページ / ハードカバー / 250 x 200 mm / 9788867495146 / 2023年
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