









カール・ラガーフェルド(1933-2019)の芸術性について解読する一冊。ブックデザインを担当したのは、イギリスを拠点とするデザインユニット「OK-RM」。彼の65年にわたる素晴らしいキャリアを探求、そして60年代〜70年代のクロエとフェンディのデザインから始まり、1980年代以降のシャネルと彼自身のブランドでの名高いリーダーシップまでを網羅している。本書では彼独自の創造プロセスを理解する手段として、18世紀のイギリスの画家ウィリアム・ホガースが提唱した「美の線」に着想を得て、ラガーフェルドの作品に見られる直線と蛇行の「線」とその交わりを追求した。
羊皮紙と布で作られた表紙を開くと、ジュリア・ヘッタによるラガーフェルドのファッション写真と、デザイナーのオリジナルスケッチで構成されたページが広がる。ドローイングと完成品が並ぶことで、ラガーフェルドのクリエイティブな才能を垣間見ることができる。テキストには、ラガーフェルドのプルミエール・ダトリエ(彼の作品を支える裁縫師)、アナ・ウィンター、パトリック・ウルケイド、アマンダ・ハーレヒ、安藤忠雄からの個人的な見解が含まれている。
Metropolitan Museum of Art / 436ページ / ハードカバー / 310 x 245 mm / 9781588397584 / 2023年
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