






スイス出身・ベルリンを拠点に活動している写真家ブリジット・ルステンベルガーは、写真という媒体の本質と、腐敗、記憶、死といったテーマとの密接な関係を探求し、大判・中判カメラ、スキャナー、iPhone、オーバーヘッド・プロジェクター、スライド・プロジェクターなどを駆使して作品を制作している。
本書は、がガラスプレートを用いて花を撮影する表現から、時の流れ、記憶、そして命の儚さを探求した写真集である。写真には自然の繊細な構造の細部が写っており、ルステンベルガーは朽ちることの美しさを讃え、我々を魅力的な枯れた花の世界へと導いてくれる。著名なキュレーターによる4つのエッセイでは、アーティストの過程重視の制作方法、作品におけるアナログとデジタルの織り成し、そして本書を西洋と日本の写真や美術の歴史といった文脈から紹介している。
Hatje Cantz Verlag / 224ページ / ソフトカバー / 300 × 224 mm / 9783775755481 / 2023年
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