スイス人書体デザイナー、ヴァルター・ヘッテンシュヴァイラー(Walter F. Haettenschweiler)の作品集。2022年10月から2023年2月まで「チューリッヒデザイン美術館(Museum für Gestaltung Zürich)」で開催された作者の回顧展に伴い刊行された。
作者が手がけたフォントである、「シュマールフェット・グロテスク(Schmalfette Grotesk)」を用いたアナログの印刷物からデジタル作品に至るまで、その出版と普及、受容の変遷の軌跡を、フォントが生まれた1950年代から現代まで追う。
膨大なデジタル・コレクションから視覚的な遺産を発掘するため、美術館でのテキストベースの検索方法から、機械学習(ML)による画像ベースのアプローチへと本リサーチは移行していっている。
(ディストリビューターのテキストより)
MAXITYPE / 232ページ / ソフトカバー / 300 x 210 mm / 9782970173014 / 2024年