日本人写真家 細倉真弓の作品集。
ダナ・ハラウェイの文章に深い影響を受け制作された本作は、アイデンティティや身体、欲望について考える新しい方法を提示する。
ゲイ雑誌の切り抜き、彫像写真、ファウンド・セルフィーに加え、作者自身が撮った写真から男性を捉えたイメージのみを意図的に選んで組み合わせて作った一枚の巨大デジタルコラージュがこの写真集のベースとなっている。
このコラージュを12分割に切り分けてできた断片は、男性と女性、人間と動物、生きているものとそうではないものの境界線を曖昧にする。
人間であることの新しい概念を提示するハイブリッドな本作は、欲望を抑圧している社会規範を揺るがす。
作者はフェミニストの理論と最新の技術革新を用いて、デジタルとバイオテクノロジーが進化し続ける時代の中で身体に訪れる未来を描き出している。
(ディストリビューターのテキストより)
MACK / 72ページ / ソフトカバー / 300 x 300 mm / 9781912339730 / 2020年