ウィーン・アクショニズム(Vienna Actionism)は、1960年代初頭にオーストリアで誕生した前衛芸術運動である。各作家が独自の表現形式を模索しながらも、絵画的思考を現実の時間と空間で展開するという点で共通していた。身体を制作の表面であると同時にその舞台とする実践は当初から運動の核となり、記録媒体としてのカメラの使用も重要な要素であった。
本書は、ウィーン・アクショニズムの初期に焦点を当てたもので、1960年から1966年にかけての代表的な作品を収録する。初期のヴィンテージ・プリントやコンタクトシート、絵画、コラージュなど、現在も個人所蔵にある貴重な作品群によって、運動の形成期を包括的に紹介する。
Snoeck / 116ページ / ハードカバー / 320 x 219 mm / 9783864420979 / 2014年