日本人写真家、ホンマタカシの作品集。本作は、2023年にアーティストの靈樹(ライキ / Raiki Yamamoto)を広範に撮影したフォト・エッセイである。
2006年生まれの靈樹の作品は、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなど領域を超えた多岐にわたるものであり、2022年には「galerie tenko presents」で初個展「Untitled 1」を開催している。同ギャラリーは、キュレーターである点子(中島点子 / Tenko Nakajima)が主催・運営する新進気鋭のギャラリーであり、東京のオフサイト・スペースで国際的に活躍するアーティストを紹介するプロジェクトである。
靈樹は東京と鎌倉を拠点に2都市を行き来しながら活動し、先述の個展のほか、2022年に巣鴨にあるアートスペース「4649」にて「Group Show (2022)」、2023年には「agnès b. galerie boutique」で「『elective affinities』展 Part I」などのグループ展にも参加している。
ホンマは、日本を拠点に活動する現代写真家の中で最も重要な人物の一人である。東京の郊外、都市部、その周辺の風景、そしてそこに居る人物のニュアンスを写真で描き、故郷である東京を優しくも思慮深い言説をもって探る。これまでに多くの写真集を刊行しており、1999年には作者の代表作であり傑作とも謳われている『東京郊外 TOKYO SUBURBIA』(1998年光琳社刊)と同作に伴うプロジェクトで第24回(1998年度)木村伊兵衛写真賞を受賞している。
(ディストリビューターのテキストより)
Dashwood Books / 128ページ / ソフトカバー / 254 x 176 mm / 9780999124512 / 2024年
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