本書は、ドイツ出身のアーティスト・クリストフ・ツヴィーナー(Christof Zwiener)が数年にわたりベルリン東部の公共空間を調査し、旧東ドイツ(DDR)の痕跡を追った写真プロジェクトをまとめた作品集である。
作者は「旗竿(フラッグポール)」という特異な遺構に着目し、その周囲の広場や建築、都市の状況とともに記録している。300点以上の写真を通して、視覚的・文化的記憶から徐々に消えつつある多くの建築や都市構造の存在を浮かび上がらせると同時に、社会主義体制崩壊後の都市の変容を静かに描き出している。
Vexer Verlag / 360ページ / ソフトカバー / 245 x 156 mm / 9783907112205 / 2019年
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