ハンスイェルク・メイヤーはドイツ出身のプリンター兼パブリシャーで、パンドプレスプリントや実験的なタイポグラフィーによって、コンクリートポエトリーやエクスペリメンタルポエトリーを代表する一人となっていった。
本書は彼のコンクリートポエトリー、ヴィジュアルポエトリーを彼の得意分野であったタイポグラフィや印刷作品と共に調査した一冊。また、彼が出版していた革新的なポエトリー作品をまとめた冊子、「Futura」も全26号分すべて掲載されている。
※コンクリートポエトリーとは、50年代にドイツとブラジルでほぼ同時に提唱された運動で、文字やテキストが持っている物質性に注目し、視覚的に展開された詩のこと。文字が本来持っている意味的な言語機能からの解放を目指し、イメージとしての言語の構造的な特性が研究された。
WALTHER KÖNIG, KÖLN/HANSJÖRG MAYER / 272ページ / ペーパーバック / 228 x 171 mm / 9783863354558 / 2015