コロンビア出身の彫刻家・インスタレーション作家のドリス・サルセドは、政治的な暴力や抑圧をテーマにした作品を制作している。本書は2001年から近年までの作品を中心に、彼女のアプローチの発展と進化を検証した一冊。
サルセドの作品は、花びらや草、土などの有機的な素材を用いて、永久的なものとはかないものとの境界を曖昧にしながら新たな極限を追求している。
本書では 彼女の作品を暴力研究やトラウマ・記憶研究といった特定の理論的な部分を見るだけではなく、メディアとしての彫刻の伝統に深く関わり、それを拡張していることを紹介しているのだ。
Harvard Art Museums / 196ページ / ハードカバー / 274 x 236 mm / 9780300222517 / 2017年
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