20世紀のアメリカを代表するアーティスト、ソル・ルウィットに関する書籍。ミニマリズムとコンセプチュアル・アートの先駆者として知られている彼は、ウォールドローイングの作品が有名だが、彼の芸術活動は写真、アーティストブック、彫刻、版画など多岐にわたっている。
本書では彼の代表的な作品だけではなくあまり知られていないものに関しても、その作品群が学際的であり、ユーモアがあり、哲学的であり、さらには宗教的であるかを検証している。
また本書に掲載されている9つの新しいエッセイでは、ルウィットがMoMAで働いていた頃の同僚との関わりについてや、彼が撮影したローワーイーストサイドの写真、またユダヤの歴史やホロコーストに関連した作品の制作に関して知ることができる。彼の創造性の全容に光を当て、多面的に再評価する一冊となっている。
Yale University Press / 288ページ / ハードカバー / 260 x 198 mm / 9780300246049 / 2021年
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