Stanley Greenberg / Springs and Wells, Manhattan and the Bronx
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Stanley Greenberg / Springs and Wells, Manhattan and the Bronx

¥6,600 税込

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20世紀初頭、何千人ものニューヨーカーが日々の飲み水として利用していたのは、市内の未舗装の道路や公園、農場、貧民街などに点在する無数の自然の泉(Spring)や井戸(Well)だった。 これらの水源から伝染病が蔓延したため、1840年代には近くのクロトン川からマンハッタンの貯水池に水を運ぶようにしていた。しかし、急成長を続けるマンハッタンの人口に伴い、貧困層の人々には水が供給されないまま放置されたため、水道水よりも地元の湧き水や井戸水を好んで飲む人々も少なくなかったという。 水道管、トンネル、舗装道路などの到来によりこれらの水源が消滅し始めた頃、ニューヨーカーのアマチュア歴史家のジェームズ・ロイエル・スミス(James Reuel Smith)は、これらの水源の場所、利用者、流れを記録することに着手した。 スミスは1897年から1903年にかけて、カメラとノートを持って、自転車で移動しながら、マンハッタン、ブロンクス、及びその周辺地域の160個以上の泉や井戸を記録した。スミスの死後このプロジェクトは1938年に New-York Historical Societyから書籍として刊行された。 その十数年後、アメリカ人の写真家スタンリー・グリーンバーグ(Stanley Greenbery)は、スミスがニューヨークの失われた水源に対して執拗に取り組んでいたことを発見した。 そして、2016年から2020年にかけて、グリーンバーグは自らカメラと自転車でスミスの軌跡を辿った。 本書では、スミスのオリジナルのモノクロ写真と各場所についての説明文が、グリーンバーグの現代でのスナップ写真と対になっており、都市と気候の変化を示す魅力的な証拠でもある。 Fw:Books / 496ページ / 240 x 170 mm / ハードカバー / 9789490119966 / 2021年