ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)の代表作《Convergence》を題材にした作品集。
《Convergence》は1964年に「世界で最も難しいパズル」として商品化され、複雑に入り組んだ抽象画面によって、ピース同士の関連性を見出すことが極めて困難な作品として知られている。
レナーは、そのパズルの各ピースを一枚ずつ撮影し、完成図として再構築するのではなく、連続したシークエンスとして配置している。断片同士を比較しながら見る行為を通して、写真もまた現実全体の一部分しか捉えられないことを示し、イメージ同士の関係性そのものを問い直した作品集である。
Volker Renner / 1008ページ / ハードカバー / 170 × 120 mm / 9783864851940 / 2018年