ベルギー出身の建築家であるルネ・ヘイヴァートは、コロラド州デンバー郊外の建築のために「デンバー・モザイク」を構想した。その規模、永続性、場所の特異性から、モザイクは建築と密接に結びついた空間操作を持ち、その後のヘイヴァートのアーティストとしての平面作品や彫刻作品において多くの影響を与えることとなった。
彼のアメリカ滞在期間は、建築家からビジュアルアーティストへの移行を開始した変革期と重なり、このモザイク作品はこの時期に制作された最も重要な作品とも言える。本書は、デザイン事務所AVDAKが彼の作品展のために行ったリサーチを元に制作された。
Roma Publications / 34ページ / ソフトカバー / 280 x 220 mm / 9789464460063 / 2022年