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Dieter De Lathauwer / It didn’t take me long to realize the escape, once again, wouldn’t work

7,590円

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ベルギ・ゲントに拠点を置くディーター・デ・ラタウエル(Dieter De Lathauwer)は、建設技師として修士号を取得後、2005年にゲントの芸術写真アカデミーを卒業した写真家。 彼が制作してきた作品は、しばしば静かで、人影を排除しており、写真が見せるイメージの曖昧さを追求している。テーマとしては、私たちの社会や歴史における問題に基づき選ばれた特定の場所を視覚的に探索する。例えば、社会保障を守るための人殺し、ダークツーリズム、経済危機などのトピックに触れた作品を発表してきた。彼のシリーズの合理的な出発点は、おそらくエンジニアとしての経歴と、環境政策の専門家であることから来ているのだろう。 本書は、激動の歴史を持つフィンランドの島で、ある日の午後に制作されたシンプルな写真を収録する。霧に包まれた午後の一時が、ゆっくり暗闇の中に入っていくという明快で直線的な作品である。内なる問題解決策として、特定場所の場所を歩くという行為から生まれた写真群が収録されている。最後のページには、脱出の試みをまた失敗した、と手書きで書いている。失敗や弱さを受け入れ、それを新しいものに変えることについて表現したの内容。 Void / 96ページ / ソフトカバー / 210 × 170mm / 9786185479107 / 2022年

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