ドイツ人アーティスト、カタリーナ・グロッセ(1961年生まれ)は、建築物や自然環境に反応する大規模な現場絵画で国際的に有名である。しかし、これまで彼女の30年以上にわたるスタジオペインティングは、あまり注目されてこなかった。本書では、1980年代後半の初期作品から最新作まで、グロッセのスタジオスケールペインティングを初めて詳しく解説しており、色彩と絵具の実験において中心的な役割を果たしてきたキャンバスの物理的、光学的特性、美的可能性、独立性、動きを生み出す能力について考察している。
170点以上の複製、5つの学術的エッセイ、アーティストへのインタビューが掲載された本書は、展覧会の記録であると同時に、彼女のスタジオ活動の全領域を網羅した初の参考書でもある。
Hatje Cantz / 312ページ / ハードカバー / 280 x 228 mm / 9783775753388 / 2022年