1932年、ポールとマリアンヌ・ハーニッシュマッハー夫妻は、ヴィースバーデンにある自分たちのための住宅の設計を建築家マルセル・ブロイヤーに依頼した。鉄骨とコンクリートで構成され、白いスタッコで覆われたこの家は、近隣の歴史的なヴィラとは対照的であった。本プロジェクトは若き日のマルセル・ブロイヤーが初めて関わった住宅設計であった。
本書では、著者らが未知のアーカイブ資料を用いて、プロジェクトの背景を初めて詳しく解説する。その過程で、ワイマール共和国から国家社会主義、戦後ドイツ連邦共和国に至るまで、ブロイヤーのデザインアプローチ、彼の建築における家具デザインの重要性、さらには古典的モダニズムからの初期の逸脱を証明するものとして明らかにする一冊。
M Books / 100ページ / ソフトカバー / 270 x 200 mm / 9783944425184 / 2022年
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