ディーター・ロス(1930-1998)は、ファウンド・マテリアルをもとに作ったアーティスト・ブック、版画、彫刻などで、20世紀で最も影響力のあるアーティストのひとりとみなされているが、つねに自らを作家とみなしており、芸術活動は執筆のための資金を得るための手段と考えていた。それゆえ、言葉の使用は、ディーター・ロスの全作品を通しての主な動機を形成している。
本書は、ディーター・ロスのキャリアの中さまざまな段階から重要な作品を取り上げ、多様な作品群における本質的な結びつきの糸を探り、彼にとってテキストとイメージがいかに密接に結びついていたか、また、彼の文学と芸術の試みがいかに相互受粉していたかを示す。
Walther König / 288ページ / ソフトカバー / 223 × 170 mm / 9783863356521 / 2014年