ローレンス・ウェイナー(1942年生まれ)は、1960年代初頭にアーティストとしてのキャリアをスタートし、アメリカ、メキシコ、カナダ、そして最終的にはヨーロッパへと旅を続け、その過程でその場限りの教育を受けた。やがて、オブジェの制作を必要とするアートという概念から離れ、代わりに言語の新しい知覚方法を構築することに集中するようになる。
現在ワイナーは、本や映画から公共施設や個人的なインスタレーションまで、大小を問わず、ほとんどあらゆる媒体を用いて作品を制作している。
本書は、設置計画、本のレイアウト、メモ、テクニカル・ドローイングなど、彼の紙上作品を初めて包括的に記録するものである。
ブックデザイナーのFiliep Tacqとのコラボレーションにより、120点以上のドローイングをジェスチャー・グラフィックのシークエンスで構成し、物語性のある「描かれた」章を提供するプレートセクションをデザインした。
※こちらの商品は古書です。写真でコンディションをご確認の上、ご注文ください。
MACBA / 古書 / 184ページ / ソフトカバー / 305 × 250 mm / 9783863353193 / 2013年