イギリスの写真家ビル・ブラントは、フォトジャーナリズム、ポートレート、ヌード、風景など、いくつかの主要なジャンルで卓越した巨匠である。一見すると、ブラントのジャンルは無関係に見えるが、彼のキャリア全体を分析すると、心理学者ジークムント・フロイトと哲学者エウヘニオ・トリアスが「不吉なもの」と呼んだ共通のテーマが浮かび上がる。
1930年代にアマチュアとして撮影した初期の写真から、後期のポートレートや女性の身体の研究に至るまで、ブラントは彼にしか表現できない人生の奇妙で暗い側面の魅力を私たちに示してくれる。ブラントの全キャリアから200点の写真を収録した本書は、20世紀の写真界におけるこの重要人物の分析に重要な1冊となるだろう。
Thames & Hudson / 292ページ / ハードカバー / 280 x 240 mm / 9780500545386 / 2020
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