大野晶は、ミニマルな形態と控えめでありながら繊細な色彩が特徴の粘土彫刻群「Object for Painting」で知られるアーティスト。
作者がこの立体制作と並行して、「自身に合う絵の具ではない画材」を探していた際に出会ったモノタイプは、はがきサイズのガラス板に墨汁を用いて制作されている。
本書では、制作時には思いもつかなかった形として浮かび上がる自由度の高いモノタイプを実物大で再現しており、不透明/透明、構造/偶然の間を行き来する視覚言語を展開している。
Roma Publications / 48ページ / ソフトカバー / 235 x 165 mm / 9789464460940 / 2025年