韓国出身の写真家、パク・ヒョンギュン(Park Hyung-Geun)は、周縁的な地理と政治が交差する境界線の風景を捉えることを通じて、分断、移動、記憶の関係を探究してきた作家である。特に朝鮮半島の国境地帯の地形や日常を見つめ、その象徴性と歴史的重層性を静謐なヴィジュアルで表現するプロジェクトを発表している。
本書は、北朝鮮、中国、ロシアが接する朝鮮半島北端のトゥミョン(図們)江を題材に、複雑な政治状況のなかで国境線としての河が担う象徴的意味や、そこに関わる人々と環境の関係をヴィジュアルとテキストから提示している。
The Eriskay Connection / 40ページ / ソフトカバー / 220 x 200 mm / 9789493363144 / 2024年