フランス出身の写真家ロベール・ドアノー(Robert Doisneau)は、20世紀を代表する写真家の一人であり、パリの街や人々の日常を詩的かつユーモラスに捉えた作品で広く知られている。報道写真からポートレート、子ども向けの作品まで幅広く手がけ、日常の中に潜む喜びや親密さを写し出す視点によって高い評価を得てきた。
本書は、数の概念を楽しく学ぶことを目的に制作され、ドアノーは、子どもたちの遊びや身近な動物をモチーフに、遊びや日常の場面を通して数字を視覚的に表現している。教育的な目的を持ちながらも、写真家としての詩的なまなざしとユーモアが随所に表れており、子ども向け作品でありながら視覚文化としての豊かさも備えた一冊となっている。1955年に刊行された初版は国際的な成功を収め、復刻版は今日に至るまで読み継がれている。
éditions MeMo / 36ページ / ハードカバー / 280 x 220 mm / 9782352896210 / 2025年 / フランス語